主侍医として、患者さまの生活や将来に踏み込んで答えを出すこと。

がんという病気の性質上、治療の過程や予後を通して一貫した治療計画を組み立てる必要があります。
がんは百人百様。たとえ同じ病名・ステージでも、個々の患者さま・個々のがん細胞によって適した治療方法は違います。
生活や人生観によっても選ぶべき治療方法は異なります。
個々の患者さまを主体として治療を行うためには、患者さまと病気とを理解し、臓器・治療に特化した専門医と協力しながら、治療戦略を一貫して全体を統括する「主侍医」が必要です。それは臓器や治療法ごとに診療科が分かれる環境では難しいかもしれません。

アベ・腫瘍内科・クリニックは、あなたの主侍医として、治療に向き合います。


遺伝子レベルでがんの特性を把握し、今見えていない「がん」も診ること。

アベ・腫瘍内科・クリニックは、今存在しているがん細胞を無くせば良いとは考えません。がんそのものの根治を目指し、がんの元凶である「がん幹細胞」を標的に治療する必要があると考えています。

それには、体内の細胞がなぜ癌化したのかを知り、癌細胞の特性をつかむことが重要です。アベ・腫瘍内科・クリニックでは、画像診断やバイオマーカー検査に加え、遺伝子診断を行います。
個々のがんの性質〜癌化した原因、再発・転移の可能性、薬への対抗性質や副作用の可能性〜を理解して治療戦略を立て、根本的な治療を行います。
また治療の効果・経過も遺伝子診断で確認し、逐次治療にフィードバックしています。


効果が実証された方法を論理的に組み合わせ、個別の治療戦略を立てること。

アベ・腫瘍内科・クリニックは、病気と患者さまの情報を基礎として、緻密なアルゴリズム(治療の流れ)に基づいて治療戦略を組み立てます。
治療効果の検証も徹底して行います。

これは、病名で治療法を選定する医療とは一線を画します。
治療の核となるのは、個々のがんを死滅・除去する4大治療「免疫細胞療法」「手術」「化学療法」「放射線治療」です。
必要に応じて「サポーティブ・テラピー(補助的な治療)」や「サポーティブ・ケア」を組み合わせます。
これらの目的は核となる治療の効果を高めること、あるいは痛みやストレスの軽減、患者さま自身の体力回復、QOL(生活の質)の向上などです。

アベ・腫瘍内科・クリニックは、効果が実証された方法であるならば、西洋医学・東洋医学・先進医療の枠を超え、カウンセリングや食事や生活の工夫も組み合わせて治療プログラムを構築します。
患者さまのために個別に組み立てるパーソナルな医療です。