がん遺伝子診断

個々の「がん」の特性を遺伝子レベルで把握し、効果的な治療計画と、転移・再発の早期発見・予防の根拠とします。

がんは正常な細胞の遺伝子が突然変異した悪性細胞です。正常な細胞ががんになる原因は細胞の中の「がん遺伝子」(がんになるアクセル)や「がん抑制遺伝子」(がんになるのを抑えるブレーキ)が故障することで起こります。
遺伝子診断により、どの遺伝子に変異や異常があるのかを知ることで、その遺伝子を修復するために効果的な薬剤や治療法を判断し、効果や副作用を予測することができます。
個人のがんの遺伝子レベルでの特性を根拠として、より効果が期待できる治療法を戦略立ててご提供することができるのです。
また、特定の遺伝子のメチル化が生じていると治療の予後が悪いと言うデータもあります。
予後までを見通して治療法を選択し、サポーティブ・テラピーやケアの計画を立てることが可能なのです。

治療効果の検証

アベ・腫瘍内科・クリニックは、遺伝子検査を治療前だけでなく、経過の検証のために活用しています。治療効果を具体的に把握し、その後の治療方針にフィードバックすることで、科学的・論理的に治療効果を高めます。

がんの早期発見

がんに関連する遺伝子を解析し、がんになるリスク(危険度)を診断することも可能です。
さらに、遺伝子の「メチル化解析」によって、どの遺伝子がこわれてがん細胞が発生しているかどうかを検討します。
がんは遺伝子に傷がついて起こる病気であると言われています。
患者さまの少量な血液から遺伝子を解析することで、がんになる前のリスクの度合いが確認できます。
すでにがんがある場合は、5mm以下のごく微細ながんや未病状態のがん病変のレベルでも評価ができるため、超早期発見によってがんの再発防止や発症の予防管理が行えます。

診断の流れ

1ご説明(インフォームドコンセント)

患者さまに遺伝子診断の内容やメリットを十分に説明いたします。

2採血

静脈から約20mlの採血をします。

3検査・解析

衛生検査所で検査・解析します。
患者さまの氏名などの個人情報は暗号化され、個人の特定ができない状態で検査・解析します。
採血から解析まで、厳重な管理体制のもと行うため、個人情報が外部に漏れることは一切ございません。

4治療計画(パーソナライズド・メディシンの実践)

がん細胞、がん遺伝子の状態に合わせて、戦略的な治療計画をご提案いたします。
標準治療、免疫細胞療法、安全性や効果が確認された様々な治療法を患者さまごとに個別に組み合わせ、より効果が期待できるがん治療をご提供いたします。

検査費

(税込)

がん遺伝子診断(精査コース) 216,000円

※健康保険適用外の診療のため、全額自己負担となります。
※価格は技術の進展とともに、予告なく変更する場合がありますことを、予めご了承ください。